元イングランド代表DFバートランドが現役引退を発表…レスター退団以降は1年間無所属の状況が続く

かつてサウサンプトンなどで活躍した元イングランド代表DFライアン・バートランドが18日、現役引退を発表した。

現在34歳のバートランドは、チェルシーの下部組織出身で2006年にトップチームへと昇格。その後は、国内下部リーグのノリッジやレディングなどにレンタル移籍を繰り返し、2011年4月にチェルシーのトップチームでデビューを飾った。2011-12シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝ではCL初出場を果たし、クラブの初優勝に貢献。しかし、定位置確保に至らず2014年1月にアストン・ヴィラへレンタル移籍すると、同年7月にサウサンプトンへレンタル移籍で加入した。2015年2月に完全移籍に移行し、公式戦通算240試合出場8ゴール20アシストの成績を記録。2021年7月からはレスターで活躍し、2023年6月に契約満了で退団して以降は、無所属の状態が続いていた。

キャリアを通じて合計500試合出場12ゴール27アシストをマークした左サイドバックは、イングランド代表としても通算19キャップを記録。なお、バートランドはCL決勝でCLデビューを果たした史上初の選手としても知られている。

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