熊本地震の死者を上回る…能登半島地震の災害関連死で新たに22人が認定 死者は282人に

災害関連死の認定審査会が開かれ七尾市と輪島市の22人が災害関連死として認定されました。
これで能登半島地震の死者は熊本地震の死者を上回りました。

災害関連死は遺族の申請に基づき県と市や町が合同で開く審査会で認定されます。
28日は七尾市から申請があった3件と輪島市から申請があった23件の合わせて26件が審査されました。
この結果、七尾市の3件と輪島市の19件、あわせて22件が災害関連死と認定されました。
残る輪島市の4件は引き続き審査されます。
これで能登半島地震の死者は災害関連死を含めて282人となる見込みで、熊本地震の死者を上回りました。
合同審査会はそれぞれの市や町を対象に月に1回開かれる予定で、来週中には今回審査された七尾市と輪島市を除く自治体の審査が行われます。

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