海自横須賀基地にNZ首相が訪問 護衛艦「くまの」乗船し視察

海上自衛隊護衛艦「くまの」から降りるニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相(右から3人目)=18日午前、海自横須賀基地逸見岸壁

 ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相が18日、海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)を訪問し、海自護衛艦「くまの」の視察を行った。

 ラクソン首相は大雨の中、同基地逸見岸壁で鬼木誠防衛副大臣や横須賀地方総監の伊藤弘海将らに出迎えられた。その後、くまのに乗艦して視察し、艦内では同国メディア向けに記者会見を行った。

 ラクソン首相の訪日は2023年の就任後初めて。16日に来日し、19日までの滞在中に岸田文雄首相と会談する。

 自由と民主主義などの基本的価値を共有する「戦略的協力パートナー」として、両国間の関係強化や「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携を目指す。

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