3ピースロックバンド「OKOJO（オコジョ）」が18日、公式Ｘ（旧ツイッター）などを更新。ギター・でんでんを同日付で解雇することを発表した。解雇の理由については「素行不良による金銭面での問題と、それによる信頼関係の崩壊」とした。
「メンバー解雇のお知らせ」と題して発表された文書で「突然の報告となりますが、OKOJOのメンバーである『でんでん』こと『向殿貴弘』が本日をもってバンドを解雇されることとなりました」と報告。解雇の理由については「バンド結成以前から素行不良による金銭面での深刻な問題、メンバーやスタッフに対する度重なる嘘や裏切り、金銭の横領などにより信頼関係が壊れ、バンドの活動に影響を及ぼす事態となったことが理由です」と事細かに説明した。
ただ、すぐに解雇に至ったわけではなく「他のメンバーは結成間もない頃から金銭面でのカバー（借金の肩代わりなど）を含め、何度も手を差し伸べてきましたが本人から改善の兆しが見られず、限界を迎えてしまいました」とメンバーが金銭面で助けていたことも公表。そして「そのことを問いただしたところ、逆上した本人から脱退の意向が伝えられた為、やむを得ず解雇という形を取ることになりました」と苦渋の決断であったことを明かした。
今後については「当面はサポートギタリストを迎えてライブやレコーディングを行っていく予定です」とし、最後には「結果的に残念なお知らせになってしまいましたが、６年もの間、苦楽を共にしたでんでんにはとても感謝しています。とても才能のある素晴らしいギタリストです。ここでお別れにはなりますが、彼のこれからの人生も応援していただけますと幸いです」と締めた。
OKOJOは2018年に大阪で結成された3ピースバンド。メンバーはベース＆ボーカル・まつした、ギター・でんでん、ドラム・ヤマト。精力的にライブ活動を行っており、解雇発表前日の17日にも東京でライブを決行。でんでんも自身のＸで「今日はライブ中にメンバーとよく目が合って、すっげえ楽しかった！」とメンバーの写真と共にライブを振り返っていた。
（よろず～ニュース編集部）
