ジャガー横田&尾崎魔弓の興行に元プラス・マイナス岩橋が登場 ジャガーに赤福を贈呈

 ジャガー横田(左)に赤福を差し入れた元プラス・マイナスの岩橋良昌

 「プロレス・AGE115~君臨~」(18日、後楽園ホール)

 女子プロレスの大御所、ジャガー横田(62)と尾崎魔弓(55)のタッグチーム「age115」が、メインイベントで計115歳の志田光、花園桃花、ウナギ・サヤカ、稲葉ともか組との2対4ハンディーキャップマッチに臨んだ。

 入場ではこの日がジャガーとの結婚20周年記念日となった夫の木下博勝医師(56)と、2人の長男の大維志さん(17)がロープを開けてジャガーと尾崎をリングに招き入れ、元プラス・マイナスの岩橋良昌がジャガーに赤福を贈呈。雨で新幹線が遅れたという岩橋をジャガーがどつき、岩橋が「なかなか痛いです!」と悲鳴を上げる一幕もあった。

 試合ではジャガーがパイルドライバーやフィッシャーマンズスープレックスホールドなど華麗なテクニックを見せれば、尾崎は自在なチェーン使いで4人をほんろう。最後はウナギに肩車でリフトされたジャガーに志田がコーナー最上段からダイブして竹刀を振り下ろしたが、後方回転してかわしたジャガーが19分45秒、28歳下のウナギを丸め込んだ。

 バックステージで「楽しかった」と笑い合った2人。ジャガーは「私たちはまだまだいろんなことにチャレンジしたい。2対4もチャレンジ。苦しい方、苦しい方に。もっと強くなっていかないといけないとつくづく思った。守りに入ったら終わり」、尾崎も「挑戦することをやめたら終わり」と貪欲で、ジャガーは「AGE115はまだまだ突っ走る」と意気盛んだ。

 結婚20周年について、ジャガーは「レスラーのジャガー横田と結婚したので、(木下医師は)プロレスのことは一切言わない。ケガしても辞めろと言わない。すごく理解ある旦那で、ポイントはちゃんと突いて妻として表してくれる」と夫に感謝。大会冒頭でルイ・ヴィトンのダイヤをちりばめた指輪を贈られたことには「結婚以来だと思う。意味ある指輪だった」と感激した。

 夫と息子がロープを開けてくれたことも「すごくうれしい。記念日だからというのはあると思うし、うちの家族は尾崎のことも大好きだから」と喜んだジャガー。尾崎は「幸せ家族ですよね。私にしたらうらやましい。旦那も子供もいない」とうらやみつつも、「私はまだあきらめていないから。ヴィトンの指輪をくれる旦那を待ってます」とブチ上げていた。

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