島根ワイナリーで「初仕込み」 地元産ブドウで良質のワイン目指す(出雲市)

出雲市の島根ワイナリーで18日、今シーズンのワインの仕込みが始まりました。

ワインの仕込みが始まったのは、出雲市大社町の島根ワイナリーです。初仕込みを前に、新藤社長と職員などがシーズン中の作業の安全、そしてワインがおいしく仕上がるよう祈願しました。
今シーズン初めてとなる仕込み作業では、14軒の農家が持ち込んだデラウェア1600キロあまりを機械にかけ、実と茎を分離した後、果汁を搾っていきました。

原料のデラウエアは、2月から4月にかけての日照不足が生育に影響、18日までに持ち込まれたのは、前のシーズンに比べると40%にとどまりましたが、これから収穫のピークを迎えるため、最終的には例年並みの使用を見込んでいるということです。

島根ワイナリー・新藤正人社長:
島根ワインの質が向上したなという風に思ってもらえるような、高品質なワインの醸造を目指して頑張っていきたいと思います。

初日に仕込まれたワインは、8月8日から島根ワイナリーや県内の酒販店などに並ぶ予定です。

© 山陰中央テレビ