アジャコングがジャガー横田自主興行で大暴れ タッグを組んだSareee「隣にいても怖かった」

水波綾(左)にラリアートを打ち込むアジャコング

〝女子プロ界最強のレジェンド〟アジャコング(53)がジャガー横田の自主興行(18日、東京・後楽園ホール)で圧倒的な存在感を放った。

この日、アジャはSareeeと組み、水波綾&優宇と激突。序盤水波に連続チョップを食らったアジャだったが、強烈なラリアートで敵軍をなぎ倒し圧倒した。

さらに中盤ではSareeeと好連係を炸裂させ優勢に持ち込むと、Sareeeが優宇にダイビングフットスタンプを投下。そこにアジャが得意の背面式ダイビングエルボードロップで流れを一気に引き寄せた。最後はアジャが優宇に裏拳をズバリと決め、3カウントを奪った。

試合後、アジャはものものしい雰囲気を漂わせリングを後に。この日タッグを組んだSareeeは「若い時アジャコングにボコボコにされて大流血させられたんです。でも厳しくしてくださったからこそ自分は強くなることができた。そんな先輩の隣で今日勝つことができたので、あの時の感謝は忘れちゃいけないなって思いました」と感慨深い表情を浮かべた。だが、2019年2月の流血戦での恐怖はいまだに残っていると語り「隣にいても相変わらず怖かったですよ」と声を震わせた。

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