「横浜市立の建設系工業高校を」神奈川県建設業協会、市に新設を要望

要望書を手にする渡辺会長(左から3人目)と平原副市長(同4人目)=横浜市役所

 神奈川県建設業協会は18日、横浜市立の建設系工業高校の新設を求める要望書を市に提出した。市民生活に欠かせないインフラの整備をはじめ、地域の建設業を担う人材の育成は最重要課題だと強調し、専門的な知識や技術を習得できる教育環境の必要性を訴えた。

 県内には県立や川崎市立の工業高校が複数あり、横浜にも磯子工業、神奈川工業の2校が立地している。しかし横浜市立に限れば、2011年3月に閉校した鶴見工業を最後に途絶えた状態となっている。

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