50ゴールの伝説、岡崎慎司が語る引退と新たな挑戦

日本を代表するストライカー、岡崎慎司選手が19年にわたる現役生活にピリオドを打ちました。

日本代表として通算119試合に出場し、歴代3位となる50ゴールを記録した岡崎選手。
彼のサッカー人生には数多くの輝かしい瞬間が刻まれています。

特に印象的なのは、イングランド・プレミアリーグのレスター・シティでのリーグ優勝です。この「奇跡の優勝」に貢献した岡崎選手は、クラブシーンでも多大な功績を収めました。

引退を決めた最大の理由は膝の怪我でした。
「もっとあそこに行けたはず」と思いながらも、理想の動きができなくなり、プレイが困難になるほどの怪我に見舞われました。

それでも戦い続けたプロ生活で、特に記憶に残っているのは、レスターで優勝したシーズンのニューカッスル戦でのオーバーヘッドゴールです。

ストライカーとしてのゴールへの欲望とは別に、「岡崎はこういう選手だ」という枠を超えたいという強い思いがありました。

引退後の岡崎選手は、サッカー選手として戦ってきたように、次なる戦いの場を求めています。それは監督としての新たなチャレンジかもしれません。

「これからの人生も戦い続けたい」という彼の思いが、第2章の始まりを告げています。

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