中国外交部。（北京＝新華社記者/李賀）
【新華社北京6月18日】中国外交部の林剣（りん・けん）報道官は18日の記者会見で、ベネズエラ政府が17日の声明で同国国営石油会社PDVSAの在米子会社シトゴ・ペトロリアムの強制売却に向けた司法手続きを開始した米国を強く非難したとの質問に、中国は米国がベネズエラに加えた違法な一方的制裁といわゆる「ロング・アーム管轄」に反対すると表明した。
林報道官は次のように述べた。中国は国連憲章と国際関係の基本準則を一貫して揺るぎなく擁護している。米国は直ちにベネズエラへの内政干渉を全面的に停止し、ベネズエラに科した違法な一方的制裁をすべて撤回し、ベネズエラとその他の国の平和と安定、発展に有益なことをより多く行うべきである。
