熊野灘で転覆した漁船見つかる 船長は行方不明 えい航中にロープが切れ漁船の所在も分からず

三重県沖の熊野灘で漁船が転覆した状態で見つかりました。現在、船長と連絡が取れていないということです。

第4管区海上保安本部によりますと、16日午前10時45分ごろ、外国船から「小型船舶が漂流している」と海上保安庁に通報がありました。 巡視艇や航空機で捜索したところ、志摩市の沖合およそ93キロの熊野灘で、転覆した状態の漁船「海星丸」を発見しました。 船内や周辺の海域を捜索しましたが、船長の水谷浩希さん(46)が行方不明となっています。 また巡視艇で海星丸を尾鷲港に向けてえい航していたところロープが切れたため、船の行方も分かっていません。 海星丸は7日に高知県土佐清水市の漁港を出港したとみられていて、その後、連絡が取れなくなっていたということです。

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