エヴァートンは、2024-25シーズンを最後に本拠地グディソン・パークにお別れを告げることになっているが、シーズン最終戦の第38節をホームで行わないようプレミアリーグに要請していたようだ。地元メディア『Liverpool Echo』が伝えている。
現在エヴァートンは新スタジアムを建設中で、2025-26シーズンに新スタジアムを開場することが決まっており、来シーズンがグディソン・パークで戦う最後のシーズンとなる。
現地時間6月18日、プレミアリーグは新シーズンの試合日程を発表。エヴァートンのグディソン・パーク最終戦は、2025年5月18日に開催される、プレミアリーグ第37節サウサンプトン戦となった。
なお第38節は、アウェーでニューカッスル戦を予定しており、エヴァートンとリヴァプールのグディソン・パークでの最後の「マージーサイド・ダービー」は、2024年12月7日に予定されている。
新シーズンの日程が発表された中、エヴァートンはプレミアリーグに対して、シーズン最終節をホームで行わないように要請していたという。
その理由として『Liverpool Echo』は、プレミアリーグ最終節が全試合同時開催となるため、エヴァートンは他会場と注目が分散されることを危惧し、日程の調整を要請したと伝えている。133年続いたグディソン・パークを送り出すのに、ふさわしい舞台を作るべく、エヴァートン首脳陣はプレミアリーグに働きをかけたという。
新スタジアムは、グディソン・パークから西へ約3km離れたブラムリー・ムーア・ドックという港付近で建設されており、収容人数は52,888人を予定している。