国際社会で共に成長 花巻東高と豪ロビーナ高 姉妹校を締結

ロビーナ高と国際姉妹校を締結し、記念撮影する花巻東高の関係者ら

 花巻市松園町の花巻東高校(小田島順造校長、生徒741人)は18日、オーストラリア・クイーンズランド州立ロビーナ高校と国際姉妹校を締結した。生徒をはじめとする両校の関係者が末永い友好関係を築き、国際社会で共に成長していくことを期待した。

 花巻東高は、2003年度から修学旅行に海外コースを導入。新たな英語圏での語学研修とスポーツを通じた異文化交流を計画する中、19年にロビーナ高の関係者と縁がつながり、22年度にオーストラリアへの修学旅行を実施した。昨年6月にはロビーナ高の生徒らを受け入れてスポーツで交流し、同12月の第2回オーストラリア修学旅行の際には両校の校長がパートナーシップ調印を交わした。

 ロビーナ高は日本語選択コースがあることから日本文化に興味のある生徒が多く、オーストラリア国内で唯一学校に野球チームがあり、プロサッカー選手も輩出するなどスポーツが盛んな点が花巻東高と共通しているという。

© 岩手日日新聞社