「荒っぽい家庭訪問」で物議の家庭教育専門家、SNSアカウント停止される=中国ネット「痛快」

中国メディアによると、「荒っぽい家庭訪問」の様子を映した動画が物議を醸した、家庭教育専門家の趙菊英さんのドウインアカウントが、コミュニティーガイドラインに違反したとして停止された。

中国メディアによると、「荒っぽい家庭訪問」の様子を映した動画が物議を醸した、家庭教育専門家の趙菊英(ジャオ・ジューイン)さんの抖音(ドウイン)アカウントが、コミュニティーガイドラインに違反したとして停止された。

趙さんをめぐっては、江蘇省昆山市のある家庭を訪問した際、その家の男子中学生がガレージキットを集めているのを知ると、「子どもの成長を妨げ、学業成績に影響を及ぼす」として、ガレージキットの箱を投げ捨て、持っていた定規で男子の手のひらをたたき、男子の親にハンマーを持ってこさせ、男子にハンマーでガレージキットを破壊させる様子を収めた動画が3月に公開され、物議を醸していた。

趙さんは、甘粛省嘉峪関市の元教師で、定年退職後にショート動画やライブ配信などを通じて教育商材を販売する会社を設立。天才の育て方に関する著書でも知られる。

嘉峪関市教育局の関係者は5月、メディアの取材に対し、物議を醸した問題について教育局が介入して調査する方針だと回答していた。

中国メディアの斉魯晩報は18日、趙さんのドウインアカウントが停止されたことについて、中国のネットユーザーから「痛快な気分だ」との声が上がっていると伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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