「食品ロス半減」8年前倒し達成 賞味期限延長などで廃棄減少

まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」の削減目標を8年前倒しして達成。

2022年度の「食品ロス」の推計は、前の年度から51万トン少ない472万トンとなり、政府が2030年度までに目標として掲げていた2000年度の980万トンからの半減を前倒しして達成したことが分かった。

食品製造業者やコンビニなどが納品する期限を緩和したり、賞味期限を延長するといった「事業系」の取り組みが広がり、廃棄が減ったことが影響しているとみられている。

政府は今後の新たな目標について、2023年度以降の結果を踏まえつつ議論していく方針。

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