【カンボジア】カンボジア政府、24年の成長率予測は6%[経済]

カンボジア政府は、2024年の国内総生産(GDP)成長率が6.0%となり、23年の5.0%を上回ると予測している。政府の経済政策などが成長をけん引するとしている。クメール・タイムズ(電子版)が13日伝えた。

オーン・ポンモニラット副首相兼経済財政相が12日、アジア開発銀行(ADB)が首都プノンペンに設置した新事務所の開所式でGDP成長率予測を示した。経済成長をけん引する要因として、フン・マネット政権の経済成長ビジョンである「五角形戦略」第1期(23~28年)、経済・社会のデジタル化、世界経済の回復などを挙げた。

カンボジア政府による24年の成長率予測値は、国際通貨基金(IMF)のものと同じ。世界銀行、ADBが予想した5.8%を上回っている。

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