2匹目のキジトラ猫を「あなたは見つけることができますか?」思いもよらぬ隠れ姿が話題に

チキチキ!キジトラ猫探しレース開催中です!

家の中でいちばん「潜伏が得意」なキジトラ猫ちゃん。絶妙な隠れ姿がXで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@kagisuzu0531」さんです。

当ポストには2024年6月9日時点で480件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事中では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

猫さんとの何気ない写真に「潜伏する者」が写っていた

「我が家1潜伏に長けた猫をあなたは見つけることができますか?」

そんなコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。

そこに写っているのは1匹の猫ちゃん。と思いきや……もう1匹「家族イチ潜伏が得意な猫ちゃん」が写っているようです。

写真中央には家族と戯れる猫ちゃんの姿が写っていますが、2匹目の猫ちゃんの姿は、なかなか見当たりません。一体どこへ隠れているのでしょう?

上手な擬態姿!発見時の爽快感に「いたーーー!!」の声

【写真2枚目/全4枚】正解は、こちらでした!

写真左側に写る、無造作に置かれた星柄のテントらしき物をよく見てみると……?そこには「ちらり」と顔を覗かせる、同系色の猫ちゃんの姿が!

少しだけ顔を出して、家族に視線を送る姿は、まさに「潜伏」といった具合ですね。見事に擬態した猫ちゃんを発見するのには、思いのほか時間がかかってしまいました!

ポストには「みっけたwwwみなさんはおわかりいただけただろうか……」「いたーー!!」と爽快感があふれる感想や、「これは気づくのムリィ(笑)」「まさかのソコですかww」など難解だと感じた人からの声が寄せられました。

【写真3枚目/全4枚】普段から仲良しのつむぎくんと、ふうかちゃん。

注目を浴びた2匹のキジトラ猫ちゃんは「つむぎ」くんと「ふうか」ちゃんといいます。

後輩猫のふうかちゃんにとって、先住猫のつむぎくんはお兄ちゃんのような存在。8歳を迎えた先輩猫「すず」くんも一緒に住んでいて、3匹は仲良くお家暮らしを満喫しています。

【写真4枚目/全4枚】こちらは同じく同居猫のずすくん。

@kagisuzuさんは、今回ご紹介した写真のほかにも、YouTubeやInstagram、TikTokでかわいい猫ちゃんたちの日常を紹介していらっしゃいます。気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。

猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この後にも続きますよ)。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や

動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

つむぎくんとの出会いや、普段の様子について教えてもらいました

さて、投稿のご紹介に戻ります。

我が家1潜伏に長けた猫をあなたは見つけることができますか? pic.twitter.com/R3qt8Zgug8

— すずつむふう (@kagisuzu0531) June 7, 2024

最後に、投稿者さんに詳しいお話をうかがいましたのでご紹介します。

――出会いのエピソードを教えてください。

つむぎくんは保護猫です。すずくん(同居する猫)をお迎えして5年ほど経って、前々から夢だった2匹目の猫ちゃんを迎えるために、保護猫や譲渡猫の情報を収集していました。

そんなときに、妻の叔父の家に迷い込んだ子猫の話を聞いて、様子を見せてもらいました。そこで私が一目惚れしてしまい、家族に迎えました。

――普段はどのような子ですか?

好奇心旺盛なわんぱく猫ちゃんです。人懐っこくて、初対面でもぐいぐい自分から行くタイプですね。すずくんにはよくちょっかいを出してしまい、取っ組み合いのけんかもしています。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

これと言って特異なことができるわけではないので、珍しい癖はとくにないですね。逆に言えば、理想の「猫像」を体現しているような存在だと思っています。

――自慢のポイントは何ですか?

つむぎくんのかぎしっぽの、優雅な動きがポイントです。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @kagisuzu0531
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」

© 株式会社ナビゲータープラットフォーム