嵐の松本潤(40)が歌舞伎のプロデュースに前向きだという。STARTO ENTERTAINMENTタレントが出演する公演のプロデュースで評価されており、伝統芸能にも着手すれば大きな話題になりそうだ。
松本は5月30日をもってSTARTO社を退所。1日に新会社「MJC Inc.」の設立を発表した。同社のホームページには「企画、制作、演出など、これまで以上に創造的な取り組みに情熱を注ぎ、新たな表現を追求し、素晴らしい作品創りを目指します」と松本が掲げた理念が掲出されている。
新会社で活動を始め、より身軽になった。これまで嵐や他のグループの〝演出家〟として披露した手腕を今度は伝統芸能で発揮したいという。
テレビ局関係者は「松本さんは歌舞伎役者との交流が深いです」と切り出す。特に中村七之助(41)とは高校の同級生で親友だ。
「高校時代には七之助さんが自宅けい古場でけい古している横で、松本さんはダンスの練習をするなどしました。長年、歌舞伎の所作を間近で見てきたわけです」(前出関係者)
松本にとって歌舞伎は門外漢だ。ただ、七之助は2020年2月放送の日本テレビ系「火曜サプライズ」に出演し、松本と演出論を語ることもあると説明。自身が出演する舞台でも松本から早着替えについてアドバイスされたと明かしている。
「松本さんは七之助さんからも演出において一目を置かれています」(同)
七之助の父で故・中村勘三郎さん(享年57)にも息子のようにかわいがられた。
「屋号の中村屋の若い衆にも慕われているそうです。中村屋と組んで現代歌舞伎をプロデュースしてみたい意向もあるようです」(同)
嵐のライブでは次々と新しい演出を取り入れ、ファンの度肝を抜いてきた。歌舞伎のプロデュースに着手すれば世間をアッといわせることができ、その演出力を満天下にアピールできる。
これまでにない〝MJ歌舞伎〟になりそうだ。