エメラヴィは函館2歳Sへ向かう

 「POG2歳馬特選情報」(18日)

 POGファン必見!取れたての若駒情報を集めました。未来のG1馬たちの今後を要チェック!

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 〈栗東〉9日の函館で新馬勝ちしたエメラヴィ(牝、松永幹)は函館2歳S(7月13日、函館・芝1200メートル)へ。僚馬で、伯父に16年JBCクラシックを勝ったアウォーディーがいるデルアヴァー(牡、父フランケル、母アムールブリエ)は30日の福島5R(芝1800メートル)で三浦とのコンビで初陣。「急仕上げ感はあるけど、能力は高い」と松永幹師。

 21年マイラーズCなど重賞3勝のケイデンスコールを全兄に持つプレインコート(牝、父ロードカナロア、母インダクティ、吉岡)は川田とのコンビで7月7日の小倉6R(牝、芝1200メートル)でデビューする。「小気味いいスピードのある走りをする」と吉岡師。

 〈美浦〉16年アメリカンオークス3着のレディヴァルールを母に持つポッドロワール(牡、父レイデオロ、畠山)は、30日の福島5Rでデビュー予定。「スピードに乗ってからの走りがいい」と畠山師。僚馬で、新種牡馬ウインブライト産駒のウインアレース(牡、母ウインアルテミス)は福島開催の芝中距離デビューを目指す。

 近親にダート王者トランセンドがいるアルデショワ(牝、父ブリックスアンドモルタル、母トラディション、田中博)は、7月6日の福島6R(芝1200メートル)の初陣を予定。「負けん気が強く、現時点でも動けそう」と田中博師。

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