バラバラの気象情報の名称を分かりやすく変更へ「5段階のレベル」導入しレベル4は「危険警報」レベル5が「特別警報」に

複雑で分かりにくいと指摘のある気象情報について、気象庁は、大雨や土砂災害などによる災害を分類し、「レベル4大雨危険警報」など、レベルごとに危険度を示す新たな名称に見直すことになった。

有識者検討会がまとめた報告書では、大雨や氾濫、土砂災害、高潮による災害を4つに分類した上で、「レベル5土砂災害特別警報」など、危険度のレベルを冒頭に付けた名称に見直す。

また、レベル5の「特別警報」に続くレベル4については、これまで統一名称がなかったが、「危険警報」と呼ぶことになった。

これまでの気象情報は複雑で分かりにくいという指摘を受けて見直しに着手したもので、気象庁は今後、正式に名称などを決めた上で、2026年の運用を目指している。

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