社員食堂が「マチカフェ」菓子問屋手掛ける「食料品店」も! 東彼杵の交流拠点がリニューアル《長崎》

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東彼杵町の複合施設がリニューアル。

地元の食材にこだわる食堂や、菓子問屋が手がける食料品店も。

まちのファンを増やす取り組みです。

インパクトのある“わ”の文字が目立ちます。

先月、リニューアルした 東彼杵町の交流拠点施設「uminoわ」。

(東彼杵ひとこともの公社 齋藤 仁 副代表理事)

「食をテーマに地域の皆さんと、さらなる交流拠点として発展できるような施設にとリニューアルした」

もともと入っていたコインランドリーはそのままに、これまでなかった2つの店舗が新たにオープンしました。

「ful テーブル&アイデア」は、大村市の菓子問屋「フルカワ」が手掛ける食料品店。

ヨーロッパなどから輸入した食料品を中心に、約150種類が並びます。

コンセプトは、“小さじいっぱいの暮らしのアイデア” です。

(フルカワ 古川洋平社長)

「珍しい食料品、調味料を使って、ひと手間をかけた料理を作れるよう提案できる品ぞろえにできれば」

またそのぎ茶のあんが入った最中や、みそピーナッツなど地元食材を使ったオリジナル商品も販売しています。

(フルカワ 古川洋平社長)

「地域の人たちと協力したようなものづくりを、一部展開する拠点としても使っていけたら」

「社食ごはん ウラノ」は、“日常を育む食” をテーマに、日替わりの定食とカレーを提供しています。

東彼杵町にある金属加工メーカー「ウラノ」の長崎工場が、「社食」を広げる形で、一般の人たちにも楽しんでもらおうとオープンさせました。

(ウラノ アグリチーム 中村 一成さん)

「地域貢献が何かしらできればと考えていくなかで、社食をお客さまに体感できる場として、接点を持てる場にしたい」

敷地内には。

(ウラノ アグリチーム 中村 一成さん)

「こちらが育てている平飼いの養鶏場。(町の)休耕田を借りて、米や野菜作りもやっている」

去年から、“ウラニワ” プロジェクトをスタート。

自社農園で米や野菜も栽培し、食を通じて社員の心身をサポートします。

(ウラノ アグリチーム 中村 一成さん)

「農薬化学肥料、除草剤に頼らない食べ物作りを行っている。社員食堂は、今年3月より福利厚生の一環としてスタートした」

社食ごはんウラノで提供する定食とカレーも、地元の野菜をふんだんに使っていて、平日は25食、土日は40食限定です。

生まれ変わった「uminoわ」。

まちのファンの“輪”が広がることが期待されます。

(東彼杵ひとこともの公社 齋藤 仁 副代表理事)

「最終的には、移住されるような人口増の交流拠点にしていきたい」

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