仙台―東京間、高速バス新路線 南相馬や富岡経由 7月19日開始

 東北アクセス(南相馬市)は7月19日、JR仙台駅と東京駅の高速バスターミナルを結ぶ新路線の運行を始める。集客力強化を図るとともに、運転手の負担軽減につなげる。

 仙台駅東口と東京駅のバスターミナル東京八重洲を発着し、南相馬市の南相馬バスターミナルや富岡町の常磐道常磐富岡インターチェンジなどを経由する。往路は仙台午前8時50分発、南相馬午前10時半発、東京午後3時着。復路は東京午前7時発、南相馬午前11時35分着、仙台午後1時10分着。基本的に往路は金、土曜日、復路は土、日曜日に運行し、8月2日~9月23日は毎日運行する。運行中の南相馬―東京線は今月30日で運休する。

 遠藤竜太郎社長は「(南相馬―東京線は)新型コロナウイルス禍で一時運休を余儀なくされたが、南相馬に拠点を置く事業所として住民の足を守り、経路を見直して再出発するのが責務だと考えた」と意義を語った。

 乗車には予約が必要で、24日に受け付けを始める予定。運賃は日ごとに異なり、販売を委託しているウィラーエクスプレスのホームページで確認できる。予約、問い合わせはウィラーエクスプレス(電話0570.200.770)へ。

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