敵地なのに「Ohhhhhhhhh!」 大谷がライバル球場で浴びた大喝采に米記者仰天「※この試合はデンバーです」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地ロッキーズ戦

米大リーグ・ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地でロッキーズと対戦する。大谷翔平投手は17日(同18日)の同カードに「1番・DH」で先発出場し、5打数3安打1打点1盗塁の活躍。9-5の勝利に貢献した。第2打席で適時打を放つと、同地区ライバル球場ながら大歓声。米記者は実際の動画を公開し、「※この試合はデンバーです」とつづって驚きを伝えている。

1-0とリードする2回2死走者二塁の場面で迎えた大谷の第2打席。右腕クアントリルの4球目のスプリットを捉えて一、二塁間を破り適時打となった。3万2021人が詰めかけたクアーズフィールドでは同地区のライバル球団の選手に対し、「Ohhhhhhhhh!」と拍手や歓声が沸き起こった。

全米野球記者協会会員のパトリック・リオンズ記者は自身のX(旧ツイッター)で実際の動画を公開。文面では「ショウヘイ・オオタニが右翼へ打点となるシングルを放ち、ドジャースが2-0とリード」と伝え、「※歓声があがっているが、この試合はロサンゼルスではなくデンバーで行われています」と注釈を加えていた。

ナ・リーグ西地区で首位のドジャースと最下位のロッキーズ。ゲーム差はこの試合後で19.0と大きく離れているものの、同地区としてライバル意識はあるものだ。

異例の光景を紹介したリオンズ記者は、その後も「ドジャースのショウヘイ・オオタニはクアーズフィールドでの7試合で長打率.591である。この数字は4回に右中間に二塁打を放ったことでさらに上がった」とXで速報。6回の二塁打の際も「ショウヘイ・オオタニがナ・リーグトップの41本目の長打を逆方向へ放った」などと終始大谷に脚光を浴びせていた。

THE ANSWER編集部

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