スクーター・ブラウンが音楽マネージャーを引退

スクーター・ブラウン(42)が音楽マネージャーを引退した。ジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、デミ・ロヴァートらを手掛けてきたブラウンが、ミュージシャンのマネージャーとしての23年間のキャリアから引退することをソーシャルメディアに発表した。

ブラウンはインスタグラムにこう綴っている。「私はありがたいことに、世界が目にした中で最も素晴らしい才能の持ち主たちの旅路を目の当たりにし、その一部となる『フォレスト・ガンプ』のような人生を送ってきました。『どうやってここまで来たのだろう?』とよく信じられない気持ちになりました。そして23年間の音楽マネージャーとしてのこの章は終わりを迎えたのです」

エンターテイメント会社ハイブ・アメリカのCEOとしての役割は継続していく一方、元妻ヤエル・コーエンとの間に3人の子を持つブラウンは、これからは家族との時間にもっと注意を向けるとしている。「以前からこれを望んでいたと思うので、奇妙な気分ですが、『彼らなしでは私はどうなるのか』という質問に答えるのが本当に怖かったのです。私はこの仕事を19歳の時に始めましたので、大人になってからはずっと、1日24時間、週7日待機している音楽マネージャーの役割を務めてきました。そして20年間、私はそれが大好きでした。それしか知らなかったのです」「しかし、子供たちが大きくなり、私生活も打撃を受けるにつれ、子供たちは私が失いたくない3人のスーパースターだということに気がついたのです」

ブラウンはまた、以前からマネージメントから離れることを考えていたとして、「人生は自分の計画ではなく、神による計画が渡されるもの。そして、神はしばらくの間、僕をこの方向に向かわせていたのです」と綴っている。

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