ジョーダン・ピール監督、新作映画が2026年に公開へ

ジョーダン・ピール監督の新作映画がユニバーサル・ピクチャーズから2026年10月23日に公開される。当初の公開日は今年12月25日だったが、新たな日付がハロウィーン(10月31日)前後ということから、同監督は、また新たなホラー映画を準備しているようだ。

今年初め、コナン・オブライエンのポッドキャスト番組『ニーズ・ア・フレンド』で、うまくいけば次回作は「お気に入りの映画」になると冗談交じりに予告したピール監督、ハリウッドのストライキの影響で4作目の製作が遅れたものの、開始を待ちきれない様子でこう語っていた。「今年は、明らかに面白い年だった。脚本家のストライキで、僕は話を聞く状態に置かれていたから」「次のプロジェクトは自分にとって非常に明確になっていると感じている。うまくいけば、お気に入りになるかもしれない映画がもう1本あると思うとワクワクするね」

高い評価を得たホラー映画『ゲット・アウト』や『アス』の監督を務めたピール監督は、作品に「地に足のついたキャラクター」を登場させることが成功の鍵だと明かしてもいた。「コメディと同じように、盛り上げ、押し出し、空想、想像力などを働かせたりするのは、ある種のプロジェクトやエクササイズになる。しかし常に地に足をつけた訓練こそが、成功の鍵だ。私にとって、ホラー映画では特に、それが一番難しい部分だ」

また、儲かるフランチャイズよりも、インディペンデント映画を監督したい理由についてこう説明している。「どこか深いところから生まれたものを指揮し、チームのサポートを得ることほど、やりがいのあることはない」「もし僕が誰かの所有物を使って仕事をしていたら、誰かに何か借りがあるような気がする。インスピレーションの核となる部分は別として、僕にはあまり楽しくないように思える。自分の大好きな所有物に関しては、まだ書いていないものや、まだ解明していないものに勝るものはない」

© BANG Media International