ソフトバンク傘下SBイノベンチャー、音声AR「DIGVOICE」を正式事業化しヒアートゥーに譲渡

ソフトバンク傘下のSBイノベンチャーは6月18日、音声のAR(拡張現実)事業プロジェクト「DIGVOICE」(ディグボイス)を正式に事業化することを決定したと発表した。

なお、今後のさらなる事業拡大を目的に、SBイノベンチャーはDIGVOICEをヒアートゥーに譲渡する。今後はヒアートゥーがDIGVOICEを提供するという。

DIGVOICEは、ソフトバンクとその傘下企業の社内起業制度「ソフトバンクイノベンチャー」から生まれた事業。2021年12月に事業名と同名のアプリ「DIGVOICE」の提供を開始し、スマートフォン向けの視聴者参加型スポーツ実況サービスとして提供している。

DIGVOICEアプリでは、さまざまなスポーツの試合中継を一緒に観戦しながら、実況者としてファンが自分の音声を視聴者に届ける、リスナーとして他の人の配信に参加するなどが可能。ファンと一緒に盛り上がることでスタジアムにいるかのような臨場感を体験できるという。音声のタイムラグが非常に小さい、動画視聴と比較して通信量が少なく、屋外でも安心して利用できるなども特徴になるとしている。

プレスリリース(SBイノベンチャー)

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