北野武、Amazon MGMスタジオとのタッグで長編映画製作決定!

長編映画製作でタッグを組む(左から)Amazon MGMスタジオ インターナショナル・オリジナル責任者 ジェームズ・ファレル、北野武

Amazon MGMスタジオは6月19日、北野武が監督・脚本・主演を務める長編映画を製作することを発表した。

本プロジェクトは、各国の優秀なクリエイターたちの作品を世界へ届けるべくAmazon MGMスタジオが掲げているビジョン「Home for Talent(才能がある人が集まる場所)」を象徴する取り組みとなる。

北野監督は「映画を撮り始めて数十年が経ちましたが、各国で映画製作をしているAmazon MGMスタジオとタッグを組むのは自分自身にとっても新たな挑戦でわくわくしています。現在鋭意制作中なので、続報にご期待ください」とコメント。

Amazon MGMスタジオ インターナショナル・オリジナル責任者のジェームズ・ファレルは「型破りなスタイルで世界中のお客様に驚きと感動を与え続けている北野武監督と新しいプロジェクトに取り組めることを大変喜ばしく思います」とコメント。「Amazon MGMスタジオは世界中のお客様に才能溢れるクリエイター達が生み出した作品を、国境を越えていつでもどこでも楽しんで頂けるよう、国際的なプロジェクトにも力を入れており、日本が誇る世紀の鬼才とタッグを組めることは新しい挑戦でありながら、正に我々が目指している理想の形です。Amazon MGMスタジオとの取り組みで“世界のキタノ”がどのように暴れてくださるのか、とても楽しみにしています」としている。

北野監督は1989年に『その男、凶暴につき』で映画監督を務めて以来、『ソナチネ』(1993)、『キッズ・リターン』(1996)、『アウトレイジ』シリーズ(2010~17)など計19本の長編映画を手掛けてきた。1997年には『HANA‐BI』が第54回ヴェネツィア国際映画祭で日本作品としては40年ぶりとなる金獅子賞を受賞。その後も『座頭市』(2003)が第60回ヴェネツィア国際映画祭で監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。2023年に公開された『首』は第76回カンヌ国際映画祭にてワールドプレミアを開催し、大きな話題を集めた。

北野監督の長編映画を製作するAmazon MGMスタジオは、第96回アカデミー賞で脚色賞を獲得した映画『アメリカン・フィクション』や、ゴールデングローブ賞受賞のドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』など数多くの良質なアメリカ国内の作品を手掛けるだけでなく、第80回ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞した映画『アルゼンチン1985 〜歴史を変えた裁判〜』など、国際的なコンテンツを世界に向けて展開している。

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