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こんにちは、家事コツ研究員のヨネダです。梅雨になると出番が増える傘。久しぶりに差してみたら、意外と汚れていたり、水を弾かなくなっていたりすることがありますよね。「そろそろ買い換えようかな?」と考えている人はちょっと待った!傘は家にあるモノで簡単に復活させることができるんですよ。さっそく方法をご紹介します!
「水を弾かない傘」にはドライヤーが有効!
雨の日に差してみて、「なんだか水の弾き方が弱いな…」というときはドライヤーが活躍します。
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乾いた状態の傘に、ドライヤーの熱風を当てると撥水力が戻りますよ。熱風を当てるときは、「傘から10cmほど離す」「生地全体をまんべんなく温める」のがコツ!
1枚の布につき、10~20秒ほど時間をかけて温めます。
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これはドライヤーを当てる前の傘です。水を垂らすとべちょっと広がってしまい、水弾きはイマイチ…。
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そして、こちらがドライヤーを当てたあとの傘。水を垂らすと小さな玉状になり、しっかりと弾いています!
ほんの数分のドライヤーで新品のような撥水力が戻り、感動です♡
温めると撥水力が戻るのはなぜ?
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なんでも、ポリエステルやナイロンなどの布製の傘は水を弾くために「フッ素樹脂」でコーティングされているのだそう。
このフッ素樹脂の効果は、布の摩擦や手の皮脂などで徐々に失われてしまいます。
ですが、フッ素樹脂は熱で元の形に戻る性質があるため、ドライヤーで熱風を当てれば再び水を弾くようになるそうです。
ちなみにビニール傘は熱で縮んでしまうので、この方法は使わないでくださいね。また、長年使い込んだ傘はドライヤーを当てても戻らないことがあるのでご注意を!
「汚れた傘」はキッチンの中性洗剤&スポンジで
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「傘は洗えない」と思われがちですが、実はキッチンにある中性洗剤とスポンジで洗うことができますよ。
桶や洗面器にぬるま湯を張り、中性洗剤を入れて混ぜます。今回はぬるま湯1リットルに中性洗剤を5プッシュ分ほど加えました。
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傘を洗うときはお風呂場でやるのがおすすめです。
シャワーを全体にかけて軽く汚れを落としたら、中性洗剤入りのぬるま湯につけたスポンジで洗います。
生地を傷めないよう、スポンジのやわらかい面を使ってなでるように洗いましょう。折り目の筋汚れは、軽い力でトントンと叩き洗いします。
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内側も意外と汚れているので、忘れずに洗ってくださいね。
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ぬるま湯のシャワーでしっかりと洗剤を落とし、使い古しのタオルで水気を拭き取ります。骨の部分に水気が残っているとサビの原因になるので、きっちり丁寧に。
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水気を拭きとったら、日陰もしくは家の中で干しましょう。直射日光は色褪せの原因になるので避けてくださいね。
乾いたあとの仕上げにドライヤーをかければ、撥水力も戻ります。
お気に入りの傘がキレイになって、なんだか気持ちまでスッキリです♡
「使ったあとの傘」はシャワーでサッと洗うと長持ち!
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傘を洗ったら、できるだけキレイな状態で長持ちさせたいですよね。そんなときは、使用後の傘にサッとシャワーをかけるのを習慣にしてみましょう。
雨は泥やホコリが混じっているため、乾かすだけでは汚れが定着してしまいます。シャワーでサッと真水をかけておけば、早い段階で汚れを落とすことができますよ。
シャワーですすいだあとは使い古しのタオルで水気を拭きとり、日陰で乾かせば完了です!
お気に入りの傘をお手入れすると、憂鬱な梅雨も晴れやかな気持ちでむかえられますよ♪傘の使用感が気になるときはぜひ試してみてください~!
撮影・文/米田モック ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。