コロナ禍以降のテレワーク推進で、再び脚光を浴びている湘南ど真ん中の茅ヶ崎市。
サーファー文化で賑わう茅ヶ崎ですが、古くは小津安二郎や開高健など、名だたる著名人も愛した歴史ある町です。
今回は、茅ヶ崎で生まれ育った筆者が、長く住んでいる方なら思わず「あるある!」と言ってしまうネタを3つチョイス。
「最近移住した」という方も、このネタを知っていれば茅ヶ崎に溶け込めるかも?
“隣駅”辻堂駅周辺の発展に驚く
東海道線で一駅、自転車でも30分ほどの距離に位置する“お隣さん”の辻堂駅。
一昔前は工場と西口にあった小さいショッピングセンター「エキスト 」くらいしかなかったのに、いつのまにか大きな発展を遂げていて驚いた……という茅ヶ崎市民も多いかもしれません。
2011年の「テラスモール湘南 」の開業以降、2014年には「 湘南T-SITE 」がオープンするなど、辻堂地域はショッピングに便利な地域になりました。
今までは横浜や都内までショッピングに行っていたのが、一駅で済んで助かったという方も多いのではないでしょうか?
キラキラしてるけど……。海の近くならではの被害
サーファー文化に彩られた茅ヶ崎の海側地域。マンションや新築の一軒家など多く立ち並び、華やかな印象ですが、実際に海側に住んでいる人が悩まされるのが“塩害”です。
台風の後などには、マンションの手すりや窓には塩が積もったり、一軒家の外壁の塗装にもダメージが……。
エアコンの室外機や自転車なども塩にやられてサビてしまうのは、海が近い茅ヶ崎市ならではの「あるある」ですね。
イオンを「サティ」「ジャスコ」と呼んでしまう
茅ヶ崎市の中央に存在する2つの“イオン”。2024年6月現在は、「そよら湘南茅ヶ崎 」と「 イオン茅ヶ崎中央店 」という名称ですが、長く茅ヶ崎に住んでいる方なら、“サティ”と“ジャスコ”と呼んでしまう方もまだまだいるのではないでしょうか?
「茅ヶ崎サティ」は、1995年のオープン以降、2011年には「イオン」、2015年には「イオンスタイル湘南茅ヶ崎」、2023年には現在の「そよら湘南茅ヶ崎」になるなど、幾度となく名前が変わっている施設。今だに「サティ」と呼んでしまう茅ヶ崎市民が多いのも納得できるかもしれません。
対する「ジャスコ」は、2000年にオープン。11年間にわたり「ジャスコ」の名称を守ったものの、2011年にサティの経営がイオンに変わった際、こちらも名称がイオンに統一され、以降は「イオン茅ヶ崎中央店」となっています。
今は名前を変えてしまった両施設ですが、茅ヶ崎市民同士の会話では、
「サティの映画館で〜」
「この前ジャスコで〜」
と両施設をかつての名で呼ぶ人が多いのは“茅ヶ崎市民あるある”なはず。
今はなき「サティ」と「ジャスコ」は、現在でも茅ヶ崎市民の心に残っているのです。
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――以上、今回は「茅ヶ崎あるある」を3つ紹介しました。
他にもあなたが推す茅ヶ崎ならではの「あるある!」があれば、ぜひSNSなどで教えてくださいね。