「誰もがATの失点に失望」土壇場の失点で敗北のチェコ…指揮官は結果を悔やむも「困難な状況を作り出せた」

イワン・ハシェック監督は敗戦に落胆もチームを評価[写真:Getty Images]

チェコ代表のイワン・ハシェック監督が、強豪相手の惜敗を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

18日に行われたユーロ2024グループF第1節でポルトガル代表と対戦したチェコ。立ち上がりから堅く守る戦術を採ると、チャンスをあまり作らせないまま後半へ。エンドが変わった62分、ウカシュ・プロヴォドの見事なコントロールシュートでワンチャンスをものにしたが、7分後にオウンゴールで同点とされると、アディショナルタイムにも痛恨の失点を許し1-2で敗れた。

あと数分でポイントを得られるところからの痛恨の敗北となったハシェック監督は、結果を悔やみつつもチームパフォーマンス自体には一定の満足感を示している。

「仕事をやり遂げることができず、非常に残念であることは認めざるを得ない。試合は接戦だったと思う。世界最高のチームの一つであるポルトガルを相手に、我々は非常に困難な状況を作り出せていた」

「クリスティアーノ・ロナウドはあの年齢にもかかわらずどの試合でも危険であり、それは本当に信じられないことだ。彼はまたもや天賦の才を発揮し、チャンスにどう絡むか知っていた。脱帽だよ。フットボール史上最高の選手の一人であり、本当に素晴らしい」

「我々は誰もが、アディショナルタイムの失点に失望している。それでも、4日後には重要な試合を戦うのだから、このことはすぐ忘れる必要がある。チームとして、改善しなければならないだろう」

© 株式会社シーソーゲーム