セルティックスがマーベリックスを第5戦で撃破 球団史上18度目となる優勝を達成

日本時間6月18日(現地17日)、ボストン・セルティックスはホームでダラス・マーベリックスと対戦し、106-88で勝利した。セルティックスは2008年以来16年ぶり、球団史上18度目となる優勝を成し遂げた。優勝回数はリーグトップである。

ファイナルMVPは第5戦で21点、8リバウンド、6アシストをマークしたジェイレン・ブラウンが受賞。シリーズ平均では20.8点、5.4リバウンド、5アシストを挙げるとともに、マーベリックスのルカ・ドンチッチをマークし続けた。ブラウンは、「チームの努力の賜物。チームメイトや相棒のジェイソン・テイタムと分かち合う」と、みんなで獲った賞だと語った。

テイタムはこの試合でゲームハイとなる31点、8リバウンド、11アシストとマルチに活躍した。なお、ブラウンとテイタムはこの優勝までプレイオフで107試合一緒にプレイしてきた。これは初優勝する前のデュオとしては史上最多の試合数だという。テイタムは「長かった。感謝しているよ」と、喜びを爆発させた。

試合開始前から熱狂と興奮に包まれたアリーナで、第1クォーター途中に第3、4戦を欠場していたクリスタプス・ポルジンギスが出場した際、ボストンのファンはさらに盛り上がった。ポルジンギスは16分の出場で5点にとどまったものの、アル・ホーフォードが奮闘。9点、9リバウンド、2スティールと自身初の優勝を手繰り寄せた。

なお、ホーフォードが初優勝までにプレイオフで出場した試合数(186)は、同条件においてNBA史上最多である。

マーベリックスは、ボストンでの試合を苦手としているカイリー・アービングがフィールドゴール5/16で15点にとどまった。ルカ・ドンチッチは28点、12リバウンド、5アシストをマークしたものの、3ポイントは2/9と不発だった。

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