大分大、広瀬前知事に「名誉博士」の称号授与 「長年大分の発展に貢献」【大分県】

名誉博士の称号を贈られた広瀬勝貞前知事(左)=大分市

 大分大は17日、広瀬勝貞前知事(81)に「名誉博士」の称号を贈った。知事としての20年間の活動や同大との連携を進めた点を評価した。

 大分市高砂町のいいちこ総合文化センターで、名誉博士記の授与式があった。北野正剛学長は「長年大分の発展に貢献してもらった。志は高く、身は低くという姿勢を尊敬している」とあいさつした。

 広瀬氏は同大経営協議会委員を2006年4月から9期18年間務めた。知事時代に同大との連携を強化したことを振り返り、「防災や健康寿命の延伸などで大きな成果を上げることができた。これからも『知の拠点』を県民に活用してもらいたい」と話した。

 大分大の名誉博士は4人目。

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