詐欺の疑いで逮捕 高齢者から現金をだましとろうと画策 200万円を詐取か/岡山・津山市 

岡山県警津山署は17日までに、愛知県一宮市木曽川町、無職・本間貴教容疑者(28)を詐欺の疑いで再逮捕、広島市泰寺町、自称会社員・小山海夏人容疑者(25)を同容疑で逮捕した。

調べでは、2人は複数人と共謀し、高齢者から現金をだましとろうと画策。4月4日、別の共犯者が津山市内の女性(81)宅に息子になりすまして電話をかけ、「既婚の女性を妊娠させてしまい、その裁判費用が至急必要なので弁護士秘書に渡してほしい」とうそを言い、現金200万円をJR神目駅近くの久米南町神目地内に持参させ、弁護士秘書を名乗る本間容疑者が詐取した疑い。

同署によると、女性からの被害届を受け、岡山北署が別件の詐欺未遂容疑で4月5日に逮捕した本間容疑者が浮上。捜査を進める中、現金回収役として小山容疑者を特定した。

調べに対して、本間容疑者は容疑を認め、小山容疑者は否認しているという。

© 津山朝日新聞社