元Jリーガーのチェコ指揮官、ポルトガルの決勝点に激怒。1-2で痛恨の逆転負け「本当に残念だった」

土壇場でゴールを割られ、痛恨の敗戦となった。

チェコ代表は現地6月18日、EURO2024のグループステージ第1節でポルトガル代表と対戦。スコアレスで迎えた62分に、ルカーシュ・プロボドの得点で先制したが、69分にオウンゴールで同点に追いつかれると、90+2分にフランシスコ・コンセイソンに決められ、1-2の逆転負けを喫した。

この結果に、チェコのイバン・ハシェック監督も落胆。終了間際の失点に「不満を募らせた」と、フランスメディア『FRANCE24』などが伝えている。

「怒りが収まらない。我々は世界最高のチームの一つと対戦し、(ロスタイムまで)引き分けだった。最後の瞬間に失点したのは本当に残念だったが、彼らの実力は明らかだった」

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現役時代は広島や千葉でもプレーした元Jリーガーの指揮官は、悔しさを滲ませながら、次のように試合を振り返る。

「我々はポルトガルに楽なプレーをさせなかった。守備の時、彼らにチャンスを作るスペースをあまり与えなかった。守備で、たとえ深い位置まで陣取っていたとしても、本当にうまく機能した。だが、我々はそうしたくなかったが、ポルトガルは攻撃面で素晴らしいクオリティを持っており、我々を後退させた」

黒星スタートとなったチェコ。次戦は22日に、初戦はトルコに敗れているジョージアと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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