800以上が犠牲の四日市空襲 「次世代へ語り継ぐ」 犠牲者悼み平和願う

By 三重テレビ放送

79年前にアメリカ軍の空襲を受け、市民800人以上が犠牲となった三重県四日市市で18日、犠牲者を悼む式典が営まれました。

四日市空襲は、太平洋戦争末期の1945年6月18日から8月8日にかけて9回行われ、800人以上が亡くなり、4万9000人以上の罹災者が出ました。

式典では四日市市の森市長や三重県原爆被災者の会の関係者など約20人が参加し、森市長は「今の豊かな毎日は戦争で亡くなられた方々の尊い犠牲の上に成り立っている。今を生きる私たちは次世代へと戦争を語り継ぎ、二度と戦争を起こさないようにする責任がある」と追悼の言葉を述べました。

現在、四日市市では空襲を語り継ぐ企画展が、四日市市立博物館で9月1日まで開かれています。

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