三重で急増のSNS型・投資ロマンス詐欺 被害総額12億円 県警や金融機関が緊急会議

By 三重テレビ放送

三重県内でも急増しているSNS型投資・ロマンス詐欺事件などに対応するため、三重県警察本部は18日、金融機関の担当者などと意見交換や情報共有を行う緊急対策会議を開きました。

警察をはじめ金融機関の担当者など29人が出席し、特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺被害の防止に向け、情報共有と意見交換が行われました。

三重県警察本部生活安全企画課の中村義弘課長は「関係者と協力しながら犯罪を減らしていきたい」と呼び掛けました。

金融機関の担当者からは、窓口での声がけの際、どのような言葉をかければいいのかなど意見が出されました。

警察の調べによりますと、県内では今年に入って特殊詐欺の発生件数が109件、被害総額は約1億8000万円にのぼり、過去10年で最も被害件数被害額が多かった去年と同水準で推移しているということです。

一方、去年から急増しているSNS型・投資ロマンス詐欺は、5月末時点で被害総額12億円にのぼっています。

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