「虎に翼」ネットの心配的中 道男が早くも花江へ思い吐露、息子激怒、華丸ドキドキ【ネタバレ】

 森田望智

 19日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)の家に来た道男(和田庵)が、やはり花江(森田望智)に思いを打ち明けてしまう。これが騒動となり、道男が猪爪家を出て行ってしまう。これに「あさイチ」朝ドラ受けでは華丸が「昼ドラになるかと思った」と本音を口にした。

 この日の「虎に翼」では、猪爪家に来た道男は相変わらず、家の中で浮いていたが、はる(石田ゆり子)が家の事などを必死に教え、何とか家に踏みとどまっていた。花江は、道男が着るために死んだ夫・直道の服を繕っていたが、これには2人の息子も不満げ。

 そして道男が花江が繕ってくれた直道の服を着て花江の前に現れる。花江は「あら、似合ってるじゃない」と声をかけると、道男も「そうかな」と嬉しそう。すると花江は涙を浮かべ「ごめんなさいね。実際に着ている姿を見たら、ちょっと直道さんの事を思い出してしまって…。本当はずっと考えてるの。直道さんがそばにいてくれたらって…。泣いてたことはあの子たちに内緒ね」と涙をぬぐう。

 すると道男が突然正座をし、「俺、なれないかな。その人の代わりに…」と言い出す。花江は突然のことに「ん?」と聞き返すも、道男は「その人の代わりに。花江ちゃん優しいし、いい人だし、きれいだし…。だから俺…」と思いを打ち明けてしまう。戸惑う花江は「ご飯にしようか」と言って部屋を出ようとするが、思いが昂ぶった道男は、花江の腕を握り「なあ、頼むって。花江ちゃん」と言うと、そこへ直人、直治が飛び込んできて「なにしてんだ!」と道男に殴りかかる。

 大きな音が聞こえ、やってきたはるは、道男を思わずにらみつけてしまい、道男は家を出て行ってしまう。

 道男は前日の放送で、花江に向かって「おばさんきれいな顔してんな」と言い放ち、ネットも心配の声を上げていたが、この日は「おばさん」呼びから「花江ちゃん」呼びに。「あさイチ」の朝ドラ受けでも華丸が「途中、昼ドラみたいになりそうで、ドキドキしちゃいました」とコメント。大吉も「なんとも言えないね。おお、いくな道男っていうね」と道男の突然の行動にびっくりしていた。

 ネットは「もしかしたら猪爪家を出たくなかったから花江ちゃんにあんな事言ったのかな」「どうしたらいいかわからないからこそ、花江ちゃんの力になりたかったんじゃないのかね」「なんとか猪爪家に加わりたい、花江さんに頼ってもらえる自分になりたい一心では」などの声が上がっていた。

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