鶴岡市の県立中高一貫校、致道館中・高音楽部による第1回定期演奏会が16日、同市の荘銀タクト鶴岡(市文化会館)で開かれた。部員らが新しいクラブソングや校歌など約20曲を披露し、ホール中に伸びやかな歌声を響かせた。
高校音楽部は鶴岡南、鶴岡北両校の音楽部を前身とし、中学合唱部は本年度入学した1年生が入部した。部員は計58人で、致道館中・高の開校とともに活動をスタートさせた。
演奏会は「はじまり」をテーマに、新しく決めたクラブソング「今ここに」で幕開け。本年度の全日本合唱コンクールの課題曲や自由曲などを歌い、後半では部員が企画した、合唱を織り交ぜたミュージカルを披露した。
記念のステージを一目見ようと、保護者やOB、OGなど千人超が駆け付け、会場は満員に。観客はメンバーの歌声に聞き入り、大きな拍手を送っていた。