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夢の甲子園出場をかけた夏の高校野球三重大会の組み合わせ抽選会が18日、津市内で行われ、初戦の対戦カードが決まりました。
今年の三重大会には、1つの連合チームを含む県内62校、60チームが出場します。
抽選の結果、Aゾーンには今年の第1シードで春の県大会で優勝した津田学園。伝統の強力打線で5年ぶり3回目の夏の甲子園を目指します。他に皇学館、神村学園伊賀が入りました。
津田学園の中村駿亮主将は「去年、悔しいかたちで負けてしまった。監督を三重県一の男にするため先輩たちの分まで頑張っていきたい」と述べました。
Bゾーンには、今年春のセンバツ甲子園に出場した宇治山田商業が入りました。安定した投手力と粘り強さで17年ぶり4回目の夏の甲子園を目指します。この他、明野、白山、鈴鹿が入りました。
宇治山田商業の伊藤大惺主将は「センバツで負けた悔しさがある。去年の夏大会も決勝で負けた。この夏は三重で勝って甲子園ではらしたい」と決意を新たにしました。
Cゾーンには春の東海大会の準優勝校で大会の第2シードの菰野が入りました。エースの栄田をはじめ2年生主体のチームで、16年ぶり3回目の夏の甲子園を目指します。この他いなべ総合、近大高専が入りました。
菰野の山口拓真主将は「春は決勝で負けてしまい悔しい気持ちが残った。夏の大会では悔しさをはらせるよう戦っていきたい」と意気込みました。
Dゾーンには、春の県大会で3位となった大会の第3シード昴学園が入りました。6年前に白山を初の甲子園に導いた東監督の下、春・夏を通じて初の甲子園を目指します。この他、三重、津商業、伝統校・海星が入りました。
昴学園の青木大斗主将は「1回戦に向けできることをしっかりやっていきたい。1回戦に全力をそそぎたい」と抱負を述べました。
開会式の選手宣誓は、津高校の中尾早玖主将が務めることになりました。