新潟バイパスで制限速度30km/h以上オーバーか…“危険運転致傷”の疑いで逮捕の男「速度を出して事故を起こした」

6月2日午後、新潟市東区の新潟バイパス・上り線で発生した車の単独事故で、警察は制御が困難なスピードで車を運転していた疑いで運転手の看護師の男を逮捕した。この事故では、後部座席に乗っていた23歳の男性が車外に投げ出され、意識不明の重体となっている。警察は時速100km以上のスピードが出ていたとみて捜査している。

新潟バイパスで事故…看護師の男逮捕

6月12日に危険運転致傷の疑いで逮捕されたのは、新潟市西区の看護師の男(23)だ。

男は6月2日午後1時半前、新潟市東区寺山地内の国道7号新潟バイパス・上り線で進行を制御することが困難なスピードで普通乗用車を運転。

車を進行方向左側のガードレールに衝突させ、後部座席に同乗していた男性(23)に重症頭部外傷などの傷害を負わせた上、助手席に同乗していた男性(23)に頸椎捻挫などの傷害を負わせた疑いが持たれている。

制御困難なスピードで運転か…

警察によると、男はバイパスの制限速度70キロを大幅に超える速度で車を走行。100キロ以上のスピードが出ていたとみられている。

事故により、自身も左足の指を欠損する重傷を負い入院していたが、警察は男の退院をもって逮捕した。男は「速度を出して事故を起こした」と容疑を認めている。

車外に投げ出された男性は意識不明の重体

一方、後部座席に乗っていた男性は現在も意識不明の重体で、事故により車外に投げ出されていたことから、警察は男性がシートベルトを着けていなかったとみている。

また、事故現場では当時雨が降っていて、路面が濡れた状態だった。

警察が事故当時の状況について詳しく調べている。

(NST新潟総合テレビ)

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