【大学受験2025】河合塾、入試難易予想ランキング表6月版

文・人文学系

河合塾は2024年6月19日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。大学入学共通テスト(前期日程)の得点率のボーダーラインは、東京(理科三類)91%が最難関となっている。

入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する入試難易度(ボーダーライン)を国公立と私立に分け、学部系統別・大学所在地区別で一覧表にまとめたもの。大学入学共通テストの得点率と、国公立の2次試験(個別学力検査)や私立の個別試験(一般方式)の偏差値を掲載している。

入試難易度(ボーダーライン)とは、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるライン。ボーダーラインは2024年6月現在の予想で、前年度入試の結果と今年度の全統模試の志望動向を参考にして設定している。

国公立大学の共通テスト(前期日程)の得点率をボーダーラインでみていくと、文・人文学系は東京(文科三類)85%、社会・国際学系は一橋(社会-社会)86%、法・政治学系は東京(文科一類)86%、経済・経営・商学系は東京(文科二類)86%、理学系と工学系は東京(理科一類)88%、医・歯・薬・保健学系は東京(理科三類)91%が最難関。

私立大学の偏差値をボーダーラインでみていくと、文・人文学系は早稲田(国際教養-国際教養-テ併用)70.0、社会・国際学系は上智(総合人間-社会TEAP)72.5、経済・経営・商学系は早稲田(政治経済-経済-テ併用)70.0、工学系は早稲田(先進理工-生命医科学)67.5、医・歯・薬・保健学系は慶應義塾(医-医)72.5が最難関となっている。

河合塾が提供する大学入試情報サイト「Kei-Net」では、2025年度入試情報として大学入試全体スケジュールや入試科目、新設大学・増設学部・学科、入試変更点などの情報を掲載している。

奥山直美

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