【WWE】ワイアットさんの〝跡継ぎ〟が衝撃登場 不気味マスクのハウディー復活

ランタンとともに現れた奇怪な女性。アンクル・ハウディ―の仲間だ(©WWE)

元WWEスーパースターで、昨年8月に36歳の若さで死去した故ブレイ・ワイアットさん(本名ウィンダム・ロタンダ)の〝跡継ぎ〟が衝撃登場した。

父にWWE殿堂者のマイク・ロトンド氏を持つワイアットさんは、最高峰王座を3度獲得するなど活躍。さまざま顔を持つ怪奇派レスラーとして人気を集めたが、昨夏に心臓発作でこの世を去った。そうした中、ここ最近のWWE中継では異変が起きていた。突如、画面が乱れるとQRコードが映り込み、ロウを放送する「ABEMA」の日本語実況でも毎回不思議がられていた。

これはワイアットさんの登場時にもあった現象だったが、17日(日本時間18日)のロウ(テキサス州コーパスクリスティ)でついに答えが出た。メイン戦のMITB男子ラダー戦予選でジェイ・ウーソが勝利を収めると、突如不気味な音が鳴り響き、場内が暗転した。さらにワイアットさんを想起させるリズム音とともに、ワイアットさんが2022年のWWE復帰時に現れた扉が…。扉の先にはワイアットさんが入場時に使用したランタンと、不気味なマスクをした女性の姿があった。

女性がさした先には、ワイアットさんの世界観をほうふつとさせる奇々怪々な光景と、謎の仮面をかぶったレスラーが次々に出現。奥からシルクハットに白い仮面のアンクル・ハウディーがふらふらと歩いてきた。会場内は「ホーリー・シット!(超スゲー!)」の大チャントだ。ハウディーは4人の〝側近〟たちとともに会場内に入り、ランタンを掲げて「ただいま!」と叫んだ。ワイアットさんがそうしたようにランタンを吹き消すと、ロウ中継は終了した。

ハウディーはワイアットさんが復帰した際から登場。何者なのか、何が目的なのかさっぱりわからず、WWEマットを混乱させた。ワイアットさんがLAナイトと抗争を始めると、ワイアットさんに味方したものの、ワイアットさんが死去すると、ハウディーも姿を消していた。それが、ワイアットさんの魂を継ぐ〝後継者〟として復活したようだ。

不気味なマスクの下にはいったい、何が隠されているのか。米全国紙USAトゥデー(電子版)は、不気味な新ユニットの登場を「そして、ワイアットのレガシーは続いていく」と報じている。

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