乗り換えなしで2時間半、新幹線で身近に 焼きさばずしや羽二重餅など福井の定番商品幅広く 23日まで、大宮駅東口に出張アンテナショップ

23日まで、福井県出張アンテナショップが開店中=18日、さいたま市大宮区のまるまるひがしにほん

 福井県は23日まで、大宮駅東口(埼玉県さいたま市)のまるまるひがしにほんで出張アンテナショップを開店している。今春の北陸新幹線福井・敦賀開業で身近になった沿線地域に福井の魅力を発信する「つながる福井キャンペーン」の一環。今年度は年4回を予定している。

 初回となる今回は「光るふくいフェア」と題して、紫式部や安倍晴明といった福井とゆかりが深い平安時代の人物をパッケージにした限定商品を特集。梅干しや梅酒といった特産の梅を使った商品を多く用意するほか、焼きさばずしや羽二重餅など福井の定番商品も幅広く取りそろえる。

 福井県東京事務所の湯川直副所長は「北陸新幹線の福井開業で、大宮から福井までは乗り換えなしで2時間半と身近になった。夏は海水浴場と海産物が自慢。福井県民の首都圏への関心も高まっており、相互交流に期待したい」と力を込めた。

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