特別展『映画監督 山崎貴の世界 -映画で描かれた戦争とVFX-』7月4日~ @大和ミュージアム

特別展「映画監督 山崎貴の世界 -映画で描かれた戦争とVFX-」が呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム・広島)にて7月4日~11月24日に開催される。山崎監督はこれまでに『アルキメデスの大戦』『永遠の0』『ゴジラー1.0』などの戦争を物語の背景にした映画を監督している。この特別展では、実際に映画制作で使用された軍艦のミニチュア模型やデザイン画の展示とともに、作品に込められた山崎監督の想いを紹介。また、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』、そして最新作『ゴジラ-1.0』で世界を魅了したVFX技術を中心に、映画制作の過程や魅力も紹介する。

展示内容:【プロローグ】山崎監督の映画制作の原点となった作品に登場する模型や絵コンテを展示。山崎監督にとっての戦艦大和の魅力や、戦争を背景にした作品をつくることに対する想いなど、特別展用の映像を含めた特別インタビューを公開。/展示:・『ジュブナイル』テトラ(撮影で使用された実物)・『リターナー』 ソニックムーバー(撮影で使用した持道具)/ダグラシップ(模型)・特別インタビュー映像など。

【ゾーン1:山崎監督の描く戦争と、人々の葛藤と成長】山崎監督作品の中で、軍艦が登場する作品、戦争を背景にした作品をピックアップ。実際に映画制作で使用された模型や絵コンテを展示。展示:・『アルキメデスの大戦』 平山案戦艦/藤岡案空母(青図面と模型)・『永遠の0』 零戦コックピット(撮影で使用したセット)・『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 コスモゼロ(ミニチュア)など        

【ゾーン2:映画制作からみる科学技術の世界 ―世界を魅了したVFX技術―】映画『ゴジラー1.0』ゴジラー1.0スタチュー映画『ゴジラー1.0』ゴジラー1.0スタチューアナログとデジタルを巧みに組み合わせる山崎監督のVFX技術を中心に、映画制作の過程や魅力を紹介。展示:・『ゴジラ-1.0』 ゴジラ-1.0スタチュー/バラック(ミニチュア:当特別展初公開)・『STAND BY ME ドラえもん』 のび太の部屋・野比家(ミニチュア)・『ALWAYS 三丁目の夕日』 三丁目の町並み(ミニチュア)など

メッセージ 館長 戸髙一成:大和ミュージアムでは、山崎監督の映画作品には何度か協力させていただきました。戦中・戦後の記憶が遠くなってゆくこの時代にこそ、忘れてはならない時代を描く山崎監督作品のメッセージは、あらゆる世代の人たちにとって、とても大切なものだと思います。 中でも日本人にとってゴジラのイメージは、単なる怪獣ではなく、日本人が経験した破壊と復興のシンボルとして受け入れられてきたのだと思います。この歴史的イメージは、呉が歩んだ苦難と復興、そして繁栄の時代を紹介する当館のメッセージと、とても近く感じます。 本特別展では、山崎監督が描く世界を楽しんでいただくと同時に、過去を描くために様々な先端的な技術が生かされていることも知ってください。 これをきっかけに、歴史を通して科学技術と私たちの関わり方や、人々にとって何よりも大切な平和な生活を求めることの重要性について考えていただくことが大和ミュージアムの願いでもあるのです。

紹介する作品一覧:ジュブナイル/ リターナー / ALWAYS 三丁目の夕日 /ALWAYS 続・三丁目の夕日 / SPACE BATTLESHIP ヤマト / ALWAYS 三丁目の夕日'64 / 永遠の0 / STAND BY ME ドラえもん / 海賊とよばれた男 / アルキメデスの大戦 / ゴーストブック おばけずかん / ゴジラ-1.0

概要:タイトル:映画監督 山崎貴の世界 -映画で描かれた戦争とVFX- /期間:2024年7月4日(木)~11月24日(日)/会場:大和ミュージアム1階大和ホール/入館料:一般(大学生以上)1,200円(800円)/ 高校生 800円(600円)/小・中学生 500円(400円)ーー ※常設展とのセット料金 ※( )内料金は特別展のみの料金 ※呉市内在住、在学の高校生以下は無料/休館日:火曜日、7月10日、※7月21日~8月31日は無休 ※火曜日が祝日の場合は翌日休館/時間:9:00~18:00(入場17:30迄)/ 主催:呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)/
特別協力:株式会社白組、松本市美術館

大和ミュージアム公式WEBサイト:https://yamato-museum.com/

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