パッティングをするときはグローブは外す? それとも外さない【あなたはどっち派】

2020年ごろ、原英莉花は一度外したグローブをパットを打つ前に着け直していたりもしていた(撮影:GettyImages)

パッティングをするときにグローブを外すプレーヤーは多いが、プロゴルファーにもグローブをはめたままの選手は少なからずいる。外す派、外さない派、それぞれのアマチュゴルファーに意見を聞いた。

「ロングパットの距離感が合うし、ショットからパットへの切り替えになるから外す」と答えたのは、大谷秀雄さん。
 
「ゴルフ始めた最初の3年くらいは着けたままでしたが、外すようになってからのほうがパターが安定するようになったので、もう20年以上はグローブを外してパッティングしています。個人的な感覚としてはミドルパット、ロングパットの距離感が安定するようになったと思います。それと、ミスパットしたときも、打点がヒール側に当たったか、トウ側に当たったかは素手のほうが感じやすいのでミスの原因が分析できます」
 
「メンタル的にもグローブを外すことで、『ここからはパットだ!』という切り替えができますし、集中力が高まると思います。ちなみにパッティングだけでなく、カラー周辺から、カップを狙ったアプローチをするときもグローブを外しています」
 
一方、「9ホール一度もグローブを外さず、グリップの感覚をショットと同じにしたいから外さない」というのは、山浦良徳さん。
 
「もちろん昼食のときは一度グローブを外しますが、基本的には前半9ホール、後半9ホールは一度もグローブを外さないでプレーしています。ドライバー、アイアン、アプローチと同じグリップのフィーリングでやっているので、そのままパッティングするほうが感覚を出しやすいです」
 
「逆に、グリーン上だけグローブを脱いで、また次のティーイングエリアでグローブを着けてからドライバーを打つと、プレーがリセットされてしまう気がします。個人的にはグローブを外した瞬間『ラウンド終了!』みたいな感覚になってしまうんですよね。夏場に汗をかいていたり、雨に降られたときのぬれたグローブを着けたり外したりすると気持ち悪いのもあります」
 
さて、あなたはどっち派かな?
 
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