大きなタコに乗ってきた神様をまつり大火から逃れる…七尾市の民話をもとにしたアニメが完成

「海とのつながり」や「地域の誇り」を語り継ごうと七尾市を舞台にしたアニメ「蛸神(たこがん)さま」が完成し制作した沼田監督が茶谷市長を訪ねました。

七尾市役所を訪れたのはアニメ「蛸神(たこがん)さま」を制作した沼田心之介(ぬまたしんのすけ)監督です。
このアニメは、日本(にっぽん)昔ばなし協会と日本(にっぽん)財団が2018年から取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環で制作され「海とのつながり」や「地域の誇り」を子どもたちに伝えるのが狙いです。

「蛸神(たこがん)さま」は七尾市能登島が舞台で大きな蛸に乗ってきた神さまを信心深い老人が家にまつり、大火から逃れたという民話で茶谷市長にお披露目されました。

茶谷市長:
「七尾は港で栄えた町ですし古くからそういう神話があるんだろうなと思っています。見ていただいたら能登島の魅力が伝わるのではないかと思います。」

沼田監督はこのあと、「蛸神さま」の舞台となった七尾市能登島の小学校を訪れアニメをさっそく上映しました。

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