大麻に似た成分含むクッキーを販売目的で所持か 自営業の男2人を逮捕 広島・三原市

大麻に似た成分を含むクッキーを販売する目的で持っていたとして、中国四国厚生局・麻薬取締部と県警は三原市にある店舗の経営者2人を逮捕しました。

医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたいずれも福山市に住む自営業の山岡暢敏容疑者(35)と三藤裕貴容疑者(37)は去年11月、2人が経営する「ADDCBD三原店」で大麻成分に似た「HHC」という指定薬物が含まれたクッキー1袋を販売する目的で持っていた疑いが持たれています。

去年、全国各地でいわゆる「大麻グミ」を食べて体調不良を訴える人が相次いだ問題で、麻薬取締部がこの店舗に立ち入り検査を行い、クッキーを調べた結果、「HHC」が検出されたため事件は発覚しました。

「HHC」は指定薬物に指定されていて販売や使用が禁止されています。
麻薬取締部は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていませんが、クッキーの入手先などを詳しく調べています。

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