【中学受験2025】SAPIX、第2回志望校判定偏差値(6/9実施)筑駒72・桜蔭62

SAPIX 小学部

SAPIX(サピックス)小学部は、2024年6月9日に実施した小学6年生対象「2024年第2回志望校判定サピックスオープン」の80%判定偏差値表をマイページに公開した。難関校の偏差値は、筑駒72、開成68、桜蔭62など。

志望校判定サピックスオープンは、小学6年生を対象に年2回実施する志望校選択のための公開模試。「知識の定着度と問題処理能力をみる問題(Aタイプ)」と「思考力と記述力を測る問題(Bタイプ)」の2つのテストを受験することにより、より精度の高い形で志望校への適性や合格可能性を判定できる。

6月に行われた第2回の男子難関校の偏差値をみると、1月は灘が68、渋谷幕張1が65、西大和・東京東海が64、東大寺が62、栄東・東大特待I(算数1科型)が61、海陽・特別給費生と甲陽学院、栄東・東大特待I(4科型)が60。

2月1日は開成が68、麻布と渋谷渋谷1が61、巣鴨・算数選抜が60。2月2日は聖光学院1が66、渋谷幕張2が65、渋谷渋谷2が63、広尾学園(医進・サイエンス)が61。

2月3日は筑波大駒場が72、海城2と早稲田2が63、筑波大附属と都立小石川中等教育・一般枠が60。2月4日以降は、聖光学院2が67、渋谷渋谷3が62、本郷3が60など。

女子難関校の偏差値は、1月は渋谷幕張1が65、西大和・東京東海が64、栄東・東大特待I(算数1科型)が61、神戸女学院と栄東・東大特待I(4科型)が60。

2月1日は桜蔭と渋谷渋谷1が62、女子学院が61、早稲田実業が60。2月2日は渋谷幕張2が65、渋谷渋谷2と豊島岡1が62、広尾学園(医進・サイエンス)が61、慶應湘南藤沢・一般が60。

2月3日は慶應中等部が64、筑波大附属と豊島岡2が63、都立小石川中等教育・一般枠が60。2月4日以降は、渋谷渋谷3が63、豊島岡3が62となっている。

80%判定偏差値は、サピックス公開模試受験生の合格力判定サピックスオープン(男女総合偏差)の平均偏差値をもとに算出し、2025年度の動向を予測したもの。サピックス小学部は塾生の学力が相対的に高いことから、各学校の偏差値(合格可能性80%)は、ほかのテスト会などの数値よりも低い傾向にある。

なお、偏差値表の閲覧には、マイページの登録が必要(無料)。マイページにログイン後、校舎からのお知らせ内「お知らせ一覧」より確認できる。今後、小学6年生対象の模試は「合格力判定サピックスオープン」および「学校別サピックスオープン」を実施。いずれも9月~12月にかけて行う。2024年度の案内は7月中旬に公表予定。

畑山望

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