4月に続き、6月もコメ値上げ 2023年は猛暑で不作 インバウンド需要の増加もあり「モノがない」

テレビ愛知

生活に欠かせないコメ、そして卵の価格について、名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者に話を聞きました。

●三重県産こしひかり 5キログラム
1944円(前年比+324円)

サノヤ担当者:
「2023年のコメは猛暑のため不作でした。またインバウンド需要による外食産業への引き合いが強まり、コメ自体のモノが少なくなりました」

――サノヤでは工夫をして販売しているそうですね。

「当店では少し高めの2キロの品揃えを豊富にしました。通常は高い2キロのコメの価格と5キロのコメの価格の差がなくなってきているんです。現状は2キロのコメのほうが売れていますね」

――2キロは何円で販売していますか?

「1000円から2000円近くの商品を販売しています。1200円~1300円のコメが売れている傾向にあります」

――1度の買い物で少しでも支出を減らしたい方は、2キロを買う選択肢もあるかもしれませんね。

●卵1パック
店頭価格195円(仕入れ価格 前週比±0円)

――卵の価格に変動はありませんでしたね。今後の価格について教えてください。

「卵の価格は安定しています。ただ電気代が上がったので、養鶏場の環境を維持するためのコストが気になりますね。今後は価格が上がるかもしれません」

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