セルティックスのジョー・マズーラHCが3月末から膝の半月板を断裂していたことを明かす

ボストン・セルティックスに球団史上18度目の優勝をもたらしたジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)が、大仕事をやってのけた後に意外な事実を明かしている。『SportsCenter』のインタビューに応じたマズーラHCは、どのようにこの優勝を祝うかを問われた際、断裂した半月板を修復する手術を受ける必要があると語ったのだ。

「膝の手術を受けなければならないんだ。3月にアトランタ(ホークス)に負けた後、半月板を断裂したんだ……だからしばらく休むつもりだよ。3月からずっと治療してきたんだ」

ホークスとの試合は3月末に2度行なわれている。そのためマズーラHCは、約3か月の間、手術を回避してチームをコーチし続けたのだ。若干35歳でNBAの頂点に立ったマズーラHCは、大舞台でも怯まない度胸に加えて、チームを最後まで見届けるという責任感を持ち合わせていることを証明したと言えるだろう。

なお、今季のプレイオフではミネソタ・ティンバーウルブズのクリス・フィンチHCも、フェニックス・サンズとの1回戦第4戦で膝蓋腱を断裂。大怪我にも関わらずチームを離れず、2列目に陣取ってチームを指揮する姿が見られた。

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